指名とリピートにつなげる!ネイルサロンのホームページ集客を解説

ネイルサロンのホームページで、指名とリピートにつなげるための情報を整理しました。載せたい7つの情報、デザインと料金の見せ方、Instagramやホットペッパービューティーとの使い分け、予約の受け方まで解説します。

指名とリピートにつなげる!ネイルサロンのホームページ集客を解説

「ホットペッパービューティーに載せているけれど、ホームページも必要なのか分からない」

「Instagramでデザインを載せているから、ホームページまで手が回らない」

ネイルサロンを運営している方から、こうしたご相談をいただくことがあります。

先に結論をお伝えします。

ネイルサロンのホームページは、新しいお客様を集める場所というより、指名とリピートにつなげる場所として作ると役割がはっきりします。

新しいお客様は、ホットペッパービューティーやInstagramから来ることが多い業種です。

そのため、ホームページは、一度来てくれたお客様が次も迷わず予約できるように整えておくのがおすすめです。

この記事では、ネイルサロンのホームページに載せたい情報と、デザインや料金の見せ方、予約の受け方を整理しました。

美容室やサロン全体の考え方は美容室・サロンのWeb集客にまとめていますので、あわせてご覧ください。

この記事で分かること

  1. ネイルサロンのホームページの役割
  2. ホームページに載せたい7つの情報
  3. デザインと料金の見せ方
  4. 予約とリピートの仕組み
  5. よくある失敗

ネイルサロンのホームページは、2回目の予約を受ける場所

まずは、ネイルサロンにとってホームページがどんな役割を持つのかを整理しておきましょう。

ほかの媒体との違いが分かると、ホームページに何を載せればいいのかが見えてきます。

新しいお客様は、ポータルサイトやInstagramから来る

ネイルサロンを初めて探す人は、ホットペッパービューティーのようなポータルサイトや、Instagramで店を見つけることが多い業種です。

掲載している店の数が多く、デザインや価格で絞り込んで探せるためです。

そのため、新しいお客様を集める力は、ポータルサイトやInstagramのほうが強いと考えておきましょう。

ホームページだけで、いきなり新しいお客様を大きく増やそうとする必要はありません。

2回目以降の予約を、公式の入口に移す

一方で、一度来てくれたお客様は、すでに店もネイリストも知っています。

次の予約をするときに、わざわざポータルサイトで探し直す理由はありません。

そこで、2回目以降の予約は、ホームページやLINEから直接受けられるようにしておきます。

ポータルサイトの手数料を抑えられるだけでなく、お客様とのつながりを店の側で持てるようになります。

ホームページがあると、安心して選んでもらえる

初めてのお客様の中には、予約する前にホームページがあるかを確かめる人もいます。

特に、自宅やマンションの一室で営業しているサロンでは、どんな人が運営しているのかが分かるだけで安心感が変わります。

ホームページで店の考え方やネイリストの人柄が伝わると、ポータルサイトで見つけた人の背中を押すきっかけにもなります。

初めて探す人はポータルサイトやInstagramで店を見つけ、ポータルサイトで見つけた人は予約する前にホームページで店の考え方や人柄を確かめ、2回目以降のお客様はホームページやLINEから探し直さずに直接予約することを示す図

ネイルサロンのホームページに必要な7つの情報

続いて、ネイルサロンのホームページに載せておきたい情報をお伝えします。

下記の7つが揃っていると、初めての人も2回目の人も、迷わず予約まで進めます。

1. デザインの一覧

ネイルサロンを選ぶとき、最初に見られるのはデザインです。

これまでに施術したデザインを、定額のコースや色、長さごとに分けて載せておいてください。

デザインが分類されていると、お客様は自分の好みに近いものを探しやすくなります。

「このデザインで予約したい」と思ってもらえれば、予約の直前まで進んでもらえます。

2. 料金と、総額の目安

ネイルサロンの料金は、デザインのほかにも、オフや長さ出し、パーツの追加などで変わります。

基本の料金だけを載せていると、当日の会計で思ったより高くなり、お客様をがっかりさせてしまいます。

そのため、追加でかかる料金も、分かる範囲で書いておきましょう。

よくある組み合わせについて、総額の目安を書いておくのもおすすめです。

3. 施術にかかる時間

ネイルは、デザインによって施術の時間が大きく変わります。

仕事の前後や、子どもを預けている間に来店する人は、何時間かかるのかを気にしています。

コースやデザインごとに、施術時間の目安を書いておいてください。

オフがある場合は、その時間も含めて書いておくと親切です。

4. ネイリストの紹介

指名につなげるには、誰が施術するのかが分かるようにしておく必要があります。

顔写真、得意なデザイン、経歴、人柄が伝わる一言を載せておきましょう。

1人で運営しているサロンであれば、それがそのままサロンの紹介になります。

顔写真を載せたくない場合は、手元の写真や、施術中の後ろ姿でもかまいません。

5. 予約の方法と、キャンセルの条件

どこから予約できるのかを、はっきり書いておきます。

LINE、Web予約、ポータルサイトのどれで受けているのかと、それぞれの受付時間を書いておいてください。

あわせて、キャンセルや遅刻のときの扱いも書いておきます。

先に条件が分かっていれば、お客様も安心して予約でき、当日のもめごとも防げます。

6. 衛生面への取り組み

ネイルは手や爪に直接触れる施術なので、衛生面を気にするお客様も少なくありません。

例えば、道具の消毒や、使い捨てにしている道具など、取り組んでいることがあれば書いておきましょう。

言葉だけでなく、清潔な店内や道具の写真を添えると、より伝わりやすくなります。

7. 場所と、来店の方法

店の場所と、最寄り駅からの道順を書いておきます。

マンションの一室などで営業している場合は、建物の入り方やインターホンの押し方まで書いておくと、初めての人も迷いません。

自宅サロンで、詳しい住所を公開したくない場合は、最寄り駅と大まかな場所だけを載せる方法もあります。

その場合は、「詳しい住所はご予約後にお知らせします」と一言添えておきましょう。

店の場所と駅からの道順が書いてあっても、建物の入り方が書いていないとそこで止まり、インターホンの押し方やサロンの入口まで届かず、近くまで来て迷うことを示す図

デザインと料金の見せ方

次に、ネイルサロンのホームページで最も見られるデザインと料金の見せ方をお伝えします。

Instagramとの役割分担を決めておくと、更新の手間も減らせます。

Instagramは新作、ホームページは定番と料金

Instagramは、新しいデザインや季節のデザインを伝えるのに向いています。

一方で、投稿は時間とともに流れていくため、料金や定番のデザインを探すのには向いていません。

そのため、ホームページには、いつでも選べる定番のデザインと料金をまとめておきましょう。

新作はInstagramで紹介し、ホームページからInstagramへもリンクしておけば、両方の良さを活かせます。

デザインは料金ごとに分けて見せる

デザインの写真を並べるだけだと、どれがいくらなのかが分かりません。

定額のコースを用意しているなら、コースごとにデザインを分けて載せておきましょう。

例えば、「シンプル」「季節のデザイン」「アートを多めに」のように分けておくと、予算に合わせて選びやすくなります。

料金を見てからデザインを選べる形にしておくのがポイントです。

デザインの写真を並べるだけではどれがいくらか分からず、シンプル・季節のデザイン・アートを多めにのようにコースごとに料金と写真を分けると予算に合わせて選べることを比べた図

写真は実際の施術例を、色味を加工しすぎずに

ネイルの写真は、色味がそのまま伝わるかどうかで、お客様の選び方が変わります。

加工で色が変わっていると、仕上がりを見たお客様が「写真と違う」と感じてしまうおそれがあります。

できるだけ自然光の入る場所で撮り、実際の色に近い写真を載せておいてください。

同じ場所・同じ背景で撮ると、写真を並べたときにも統一感が出ます。


予約とリピートの仕組み

ここでは、2回目以降の予約につなげるための予約の受け方と、リピートの仕組みをお伝えします。

一度来てくれたお客様に、次も選んでもらえる流れを作っておきましょう。

予約の受け方は1〜2つに絞る

予約の受け方が多すぎると、管理が分かれてしまい、二重予約や見落としが起きやすくなります。

新しいお客様はポータルサイト、2回目以降はLINEやホームページ、のように役割を分けて、1〜2つに絞っておきましょう。

予約の管理を一か所にまとめられる方法を選ぶと、1人で運営しているサロンでも無理なく続けられます。

次回の予約を案内する

ジェルネイルの付け替えは、3〜4週間程度が目安と言われています。

施術が終わったときに、次に来てほしい時期と、予約の方法を案内しておきましょう。

LINE公式アカウントに登録してもらえば、次回の時期にお知らせを送ることもできます。

お客様にとっても、付け替えの時期を忘れずに済むので便利です。

施術の日にサロンが次の時期と予約の方法を案内してLINE公式アカウントに登録してもらい、付け替えの時期にお知らせを送ると、お客様が時期を忘れずに次の予約をできることを時間の流れに並べた図

初めての人向けの案内を用意する

初めてサロンに来る人は、何を準備すればいいのか、どのくらい時間がかかるのかが分からず不安に感じています。

ホームページに、初めての人向けの案内をまとめておきましょう。

当日の流れ、施術時間の目安、支払い方法、持ち込みデザインの可否などを書いておくと、安心して予約してもらえます。


ネイルサロンのホームページでよくある失敗

続いて、ネイルサロンのホームページでよくある失敗をまとめます。

どれもつい後回しにしがちなので、今のホームページを開きながら確認してみてください。

デザインの写真だけで、料金が分からない

デザインの写真はたくさん載っているのに、どれがいくらなのかが分からないケースです。

お客様は予算が分からず、料金が分かる別のサロンを選んでしまいます。

デザインごと、またはコースごとに料金を書いておいてください。

オフや追加料金が書いていない

基本の料金だけが載っていて、オフや長さ出しの料金が書いていないケースです。

当日の会計で思ったより高くなると、次の予約にはつながりにくくなります。

追加でかかる料金は、分かる範囲で必ず書いておいてください。

追加でかかる料金を書いていないと、基本の料金だけを見て予約したお客様は会計で思ったより高くなり次の予約につながりにくく、オフ・長さ出し・パーツの料金や組み合わせの総額の目安を書いておくと予算に合わせて選べて次の予約につながることを比べた図

施術時間が書いていない

デザインや料金は分かるのに、何時間かかるのかが書いていないケースです。

予定の合間に来たいお客様は、時間が読めないと予約をためらいます。

施術時間の目安を、コースごとに書いておきましょう。

場所が分かりにくい

自宅サロンやマンションの一室で営業しているのに、建物の入り方が書いていないケースです。

初めてのお客様が近くまで来て迷ってしまい、遅刻や不安につながります。

予約後の案内とあわせて、入り方まで伝えておいてください。

Instagramにしか情報がない

料金や営業時間、予約の方法がInstagramの投稿にしか載っていないケースです。

過去の投稿をさかのぼって探す人はあまりいないので、知りたい情報にたどり着けません。

変わらない情報は、ホームページにまとめておいてください。


よくある質問

ここでは、ネイルサロンのホームページについてよくいただく質問にお答えします。

ポータルサイトやInstagramとの関係、自宅サロンの住所の載せ方など、迷いやすい点をまとめました。

Q. ホットペッパービューティーに載せていれば、ホームページは要りませんか。

役割が違うので、両方あるのがおすすめです。

ホットペッパービューティーは、新しいお客様に見つけてもらう場所です。

ホームページは、2回目以降の予約を受けたり、ネイリストの人柄や考え方を伝えたりする場所として使いましょう。

Q. Instagramだけで十分ではありませんか。

Instagramだけでは、料金や予約の方法が伝わりにくくなります。

Instagramは新作のデザインを伝えるのに向いていますが、投稿は時間とともに流れていきます。

料金や定番のデザイン、予約の方法は、ホームページにまとめておくのがおすすめです。

Q. 自宅サロンでも、住所を載せるべきですか。

詳しい住所を載せなくてもかまいません。

最寄り駅と大まかな場所を載せ、「詳しい住所はご予約後にお知らせします」と書いておく方法があります。

予約した人には、建物の入り方まで丁寧に案内しておきましょう。

Q. デザインの写真は、どのくらい載せればいいですか。

枚数よりも、選びやすさを優先しましょう。

コースや料金ごとに、代表的なデザインを数点ずつ載せておけば十分です。

新しいデザインは、Instagramで紹介していく形がおすすめです。

Q. 料金を細かく書くと、高く見えませんか。

細かく書いたほうが、安心して予約してもらえます。

当日の会計で思ったより高くなるほうが、お客様の不満につながります。

追加の料金まで先に書いておけば、予算に合わせて選んでもらえます。

Q. 1人で運営していても、ホームページを更新できますか。

変わらない情報を中心にすれば、更新の手間は大きくありません。

料金や定番のデザイン、予約の方法は、一度まとめておけば頻繁に変える必要はありません。

日々の新作はInstagramで紹介し、ホームページは料金やコースを変えたときだけ直す形にしましょう。


まとめ

最後に、この記事の要点を整理します。

ネイルサロンのホームページは、新しいお客様を集める場所というより、指名とリピートにつなげる場所として作ると役割がはっきりします。

新しいお客様はポータルサイトやInstagramから、2回目以降はホームページやLINEから。

このように入口を分けておくと、手数料を抑えながら、お客様とのつながりを店の側で持てるようになります。

ホームページには、下記の7つを載せておきましょう。

  1. デザインの一覧
  2. 料金と、総額の目安
  3. 施術にかかる時間
  4. ネイリストの紹介
  5. 予約の方法と、キャンセルの条件
  6. 衛生面への取り組み
  7. 場所と、来店の方法

最後にひとつだけ。

追加でかかる料金は、先に書いておいてください。

当日の会計で驚かせないことが、次の予約につながります。

美容室やサロン全体の考え方は美容室・サロンのWeb集客に、口コミへの返信は口コミ対応にまとめています。

サロン、店舗サイトの運営についてもっと知りたいという方はこれらも合わせてご覧ください。

最後まで見ていただきありがとうございました。

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